経済部工業局の呂正華局長は、電動バイク市場の標準としてバッテリー交換方式と充電方式を同時推進する方針を明らかにした。バッテリー標準の政策をめぐっては、行政院が５月に電動バイク最大手の睿能創意（Gogoro台湾）が主力とするバッテリー交換方式を推進する方針を決定し、バイク最大手の光陽工業（KYMCO、キムコ）などGogoro以外が充電方式との同時推進を図るよう陳情を行っていた。14日付工商時報が報じた。
呂局長は、一部の業界団体が充電方式も実行可能との見方を示したほか、充電方式を採用するメーカーもプラットフォームの構築で協力したり、提携覚書（ＭＯＵ）に署名する意向を示したため、バッテリー交換方式と充電方式との同時推進を決定したと説明した。ただ、工業局は変更後の計画をまだ行政院に提出していない。
Gogoro台湾の陳彦揚マーケティング主管は、同社は両方式の同時推進にオープンな姿勢だと表明した。
