ニュース 商業・サービス 作成日:2017年6月14日_記事番号:T00071097
セブン-イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)は7月に中国浙江省で杭州1号店をグランドオープンする。羅智先(アレックス・ルオ)董事長は13日の株主総会で、下半期の内需は冷え込むが、海外は景気見通しが良いと話した。14日付工商時報が報じた。
統一超商は5月に浙江省のセブン-イレブンの経営権を取得し、杭州1号店を6月中旬にプレオープンした。2号店は寧波を予定している。羅董事長は、浙江省は人口5,600万人と市場規模が大きく、場所の選択がよければ、オープン後すぐに利益が出ると、各店黒字を目標に挙げた。
2008年に経営権を取得した上海セブン-イレブンは昨年1億6,500万台湾元(約6億円)の赤字で、投資事業で最も損失額が大きかった。羅董事長は、過去2年、出店場所や商品構成を改善し、希望の光が見えてきたと指摘した。陳瑞堂総経理は、02年に入れたてコーヒー販売を始めたのを契機に、店舗の損益が均衡しており、リニューアルを進め、今年は損失を4割減らす目標だと語った。
羅董事長は、フィリピンのセブン-イレブンは近年90度近い急成長で、今年2,000店を突破すると述べた。
統一超商の16年連結売上高は2,153億5,900万元、純利益は98億3,600万元で、いずれも過去最高だった。子会社の利益は、▽統一星巴克(プレジデント・スターバックス)、2億3,100万元▽上海統一星巴克、11億8,000万元▽ドラッグストア「康是美(コスメッド)」の統一生活事業、4億2,000万元▽通販サイトの博客来、2億元▽「クロネコ宅急便」の統一速達(プレジデント・トランスネット)、3億2,000万元──だった。
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