ニュース 社会 作成日:2017年6月14日_記事番号:T00071102
ヘリコプターの墜落事故で10日に死去した映画監督、斉柏林氏が死の直前に制作決定を発表した、環境問題をテーマとする空撮ドキュメンタリー映画『看見台湾』(2013年、邦題・天空からの招待状)の続編について、同氏が設立した映画制作会社、台湾阿布電影の曽瓊瑶総経理は13日、「斉氏は唯一無二の存在で、現時点で撮影の続行は考えられない」と発言した。14日付聯合報などが報じた。
『看見台湾』の続編については、各界から故人の意志を継いで完成させてほしいとの声が相次いでいるが、第1作より資金援助を続けていた台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)の鄭崇華名誉董事長も「問題は資金ではなく、斉氏の代わりが見つけられないことだ」と指摘し、実現の難しさを語った。
なお曽総経理は同日、斉氏の葬儀は親族や友人のみの出席の下、執り行うと説明した上で、同氏を追悼したいというファンのために松山文創園区(台北市松山区)の4号倉庫で「看見斉柏林展」開催すると表明した。開催日時や内容は未定だ。
斉監督の死去に対しては、中国・国務院台湾事務弁公室(国台弁)の報道官も14日、「両岸(中台)の映画交流活動に取り組み、環境保護に関心を注いだ」とたたえて哀悼の意を示した(14日=中央社)
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