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作成日：2008年5月1日_記事番号：T00007139
福建省、台湾元の交換を拡大へ
中国・福建省新聞弁公室はこのほど、同省における台湾元の交換範囲を中国工商銀行、中国農業銀行、中国建設銀行、興業銀行にも拡大する方針を明らかにした。１日付経済日報が福建海峡導報を引用して伝えた。
中国人民銀行（中央銀行）は2004年１月から同省の福州市、アモイ市、泉州市、漳州市、莆田市で人民元と台湾元の交換を試験的に認めている。
福建省政府は先月下旬に金融サービス拡大に向けた指導意見を下級政府に通達し、「海峡両岸（中台）の通貨決済、相互交換の体制を整える方向性を探る」と指摘した。同省政府は中央政府に対し、台湾元の交換範囲を拡大し、両岸直航を行う空港や港湾に台湾元の代理両替所を設置することを求める方針だ。
