ニュース 電子 作成日:2017年6月30日_記事番号:T00071406
オランダのフィリップスが、光ディスクメーカーから太陽電池用シリコンウエハーメーカーへと事業転換を果たした国碩科技工業(ギガストレージ)によってDVDに関する特許を侵害されたとして提訴していた裁判で、智慧財産法院(知的財産裁判所)は29日、ギガストレージはフィリップスに対し10億3,950万台湾元(約38億円)に利息を加えた賠償金を支払うよう命じる二審判決を下した。30日付工商時報が報じた。
ギガストレージは長期にわたりフィリップスと光ディスクの特許使用料を巡る争いを続けているが、光ディスク製造事業の不振を受けて全ての資金を太陽電池用導電性ペースト事業に投入することを決めた際、CDについては巨額の和解金を支払った。
今回の裁判は主にDVDに関する特許を対象とするもので、フィリップスが2015年に提訴。賠償請求額は当初1,000万元とされたが、その後10億5,000万元に引き上げられた。判決を受けてギガストレージは上訴するとコメントした。
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