液晶パネル大手、友達光電（ＡＵＯ）が６日発表した６月連結売上高は285億7,000万台湾元（約1,060億円）で前月比1.8％増、前年同月比４％増だった。６月の大型パネル出荷枚数は903万枚で前月比1.3％減、中小型パネル出荷枚数は1,315万枚で同3.1％増だった。７日付経済日報が報じた。
ＡＵＯの第２四半期連結売上高は前期比4.7％減、前年同期比5.4％増の844億1,000万元だった。第２四半期大型パネル出荷枚数は2,684万枚で前期比1.4％減、前年同期比5.7％減、中小型パネル出荷枚数は3,865万枚で前期比6.1％増、前年同期比9.1％減だった。第２四半期はテレビ用パネル価格が依然高く、設備稼働率が高水準を維持しており、証券会社はＡＵＯの利益は100億元近いとみている。
一方、パネルメーカー、瀚宇彩晶（ハンスター・ディスプレイ）が発表した６月連結売上高は16億500万元で前月比1.3％減、前年同月比15.3％増だった。大型パネルと自社ブランド製品向けの出荷枚数は計16万7,000枚で前月比44.1％減、中小型パネル出荷枚数は3,336万枚で10.4％増だった。
