革靴販売最大手ブランド「阿痩皮鞋（Ａ.Ｓ.Ｏ）」を展開する阿痩実業は６日、台湾人の56%が左右の足の大きさが違うことから、手作りのオーダーメイド靴の生産量を増やすほか、靴のサイズの微調整サービスを強化すると表明した。オーダーメイド靴と整形靴の年間販売量は７万足以上に増えると見込む。７日付工商時報が報じた。
阿痩実業の方興国広報担当は、オーダーメイド靴の年産量は2,000～3,000足だが、来年３Ｄ（３次元）プリンター技術などを導入して5,000足に増やすと説明した。
阿痩実業は台湾全土で直営店178店を展開している。カタログ販売サービス「生活誌」の売上高構成比は今年１割を突破する見通しだ。
