ニュース 金融 作成日:2017年7月11日_記事番号:T00071606
株式上場、店頭公開している金融持ち株会社15社の上半期純利益が出そろい、全社で1,353億台湾元(約5,000億円)と前年同期比13.4%増加した。11日付工商時報が報じた。
首位は、国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)で、前年同期比85%増の264億7,000万元だった。国泰金は6月純利益も首位で、72億4,000万元だった。6月に台湾元が対米ドルで1%余り下落したことで、傘下の生命保険会社、国泰人寿保険(キャセイライフ)に為替差益が発生し、6月純利益が65億5,000万元に上ったことが貢献した。
上半期の純利益2位は中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)で、前年同期比36%増の193億9,300万元だった。6月純利益は48億4,700万元だった。傘下の中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)の利益が安定しているほか、台湾人寿保険の6月利益が今年最高の17億800万元に上ったことが寄与した。
上半期の純利益3位は富邦金融控股で187億400万元だった。傘下の富邦人寿保険の上半期純利益は85億8,600万元と生保2位だった。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722