王道商業銀行（オーバンク）の宋靖仁・個人金融事業執行長は10日、同行のオンライン口座は３月28日の受付開始以降、１カ月当たり平均１万人の申し込みがあり、開設者数は現在３万人に達したと明らかにした。クレジットカード決済利用者は従来の1,800人から２万3,000人へと12倍以上に増え、決済額は3,000万台湾元（約１億1,000万円）から３億元へと10倍に増加したという。11日付工商時報が報じた。
宋執行長は、オンライン口座を提供する台湾全土の銀行19行で2016年初めから17年２月に口座を開設した人は計11万人だったため、オーバンクのオンライン口座開設者数は市場平均を大きく上回っていると強調した。
オーバンクは人工知能（ＡＩ）を活用して最適な投資ポートフォリオを助言するロボアドバイザーの資産運用サービスも提供している。最低投資金額は1,000元で、100元単位の投資が可能。年間手数料は純資産額の1.8%と一般の投資信託より低い。
