発光ダイオード（ＬＥＤ）市場調査会社、ＬＥＤインサイドの統計によると、中国ＬＥＤパッケージング（封止）市場の2016年売上高ランキングで、台湾の億光電子工業（エバーライト・エレクトロニクス）は前年と同じ４位だった。光宝科技（ライトン・テクノロジー）は７位と、中国の国星光電（ネーションスター）に抜かれ、前年の６位から順位を下げた。12日付工商時報が報じた。
エバーライト、ライトンはいずれも中国事業の売上高が大幅に増加した。エバーライトは▽テレビ用バックライト▽携帯電話用フラッシュライト▽ディスプレイ▽車載用▽赤外線ＬＥＤ──が、ライトンは▽携帯電話用フラッシュライト▽赤外線ＬＥＤ▽車載用照明──が主な収入源だ。
16年売上高ランキング首位は、前年に続き日亜化学工業だった。２位は中国の木林森で、ルミレッズを抜き前年３位から順位を上げた。エバーライトに続く５位はオスラムだった。２～５位の４社は全て晶元光電（エピスター）の顧客だ。
上位10社の合計売上高は41億米ドルと前年比24%増で、市場全体の平均６%増を大きく上回った。
