六福旅遊集団（レオフー・ツーリズム・グループ）は2020年、台南市でシティーリゾートホテル「台南六福荘（レオフー・リゾート）」をオープンする予定だ。客室数は350室と、既存の台南市の観光ホテルより大規模だ。六福グループにとって台湾で６軒目のホテルとなる。12日付工商時報が報じた。
台南六福荘が入居する複合商業ビル「南山台南広場」は11日に着工した。台南市西門路四段と立賢路一段の交差点近くに位置し、地下２階、地上12階建てとなる。生命保険大手、南山人寿保険にとって台南市初の不動産開発案件だ。
六福旅遊集団の荘豊如執行長は台南六福荘について、ターゲットは富裕層で、健康やロハスをテーマに、台南の文化や特色を取り入れ、あらゆる世代がワンストップで満足できるホテルを目指すと語った。
また荘執行長は交通部観光局の統計を引用し、台南市の観光ホテルは過去６年、客室数、需要とも成長が続いていると指摘した。2016年の市内の一般旅館・観光旅館の総売上高は60億7,500万台湾元（約230億円）で、まだ大幅成長の余地があると述べた。
