家電量販店大手の燦坤３Ｃと全国電子（ｅ－ライフモール）はきょう（14日）より、声宝（サンポ）や東元集団（ＴＥＣＯ）、パナソニックなど家電メーカーと協力し、クーラーや冷蔵庫、扇風機など夏季の主力商品を中心とする販促セールを展開する。今年は一例一休（週休２日制）導入などの影響で家電の購入意欲が低迷しており、セールにより苦しい局面の打開を図る。14日付工商時報が報じた。
燦坤３Ｃはきょうから会員向けセールを実施。４日間でクーラー１万台、テレビ１万台の販売を目指す。なお同社は既に期間冷房エネルギー消費効率（ＣＳＰＦ）基準が１級に認定された分離型クーラー購入に市場価格7,290台湾元（約２万7,000円）の掃除ロボットをプレゼントするキャンペーンを実施しており、２週間で同カテゴリー製品の販売量が５倍に増えたという。
また今回の会員向けセールではＬＧエレクトロニクスの55インチ有機ＥＬ（ＯＬＥＤ）テレビ購入に対し、市場価格１万6,000元のＬＧ製掃除ロボットをプレゼントする。
一方、全国電子もきょうから、指定ブランドの家電製品１割引き、パソコン、スマートフォン購入で１万元当たり1,000元のキャッシュバックなどをうたうセールを５日間にわたり実施する。
