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マカロット6月利益回復、米国市場の調整終了【表】


ニュース その他製造 作成日:2017年7月19日_記事番号:T00071761

マカロット6月利益回復、米国市場の調整終了【表】

 アパレル受託生産2位、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)は6月の税引前利益が前月比125.7%増、前年同月比22.6%増の1億3,000万台湾元(約4億8,000万円)となり、15カ月ぶりに前年同月比でプラス成長を回復し、復調の兆しを見せた。同月売上高は19億2,000万元で、前月比45.4%増、前年同月比22.6%増。上半期売上高は102億2,000万元で前年同期比6.3%減。同期税引前利益は6億6,000万元で同42.7%減だった。19日付蘋果日報が報じた。

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 昨年は米国でアパレル需要が弱まり、大手ブランドが相次いで受託生産メーカーへの発注を削減。売上高の81%を同国で上げているマカロットにとって打撃となった。しかし、6月の前年比増益から、1年半に及んだ市場の調整が終わり、ブランド企業が受託メーカーへの発注拡大を再開したことが伺える。

 第3四半期見通しについて周理平同社董事長は、売上高、利益とも前年同期比で改善するとの見方を示している。証券会社は、今年通年では5~10%の増収が可能との見方だ。