TSUTAYA（ツタヤ）の書店とカフェが融合したブックカフェ「TSUTAYA BOOKSTORE」が、来年第１四半期にも台湾高速鉄路（高鉄）台中駅付近に出店する。２階建ての路面店で売り場面積は１号店の倍以上となる360坪。生活用品の取扱品目を増やす他、バーや美術品の展示スペースも設ける。21日付工商時報が報じた。
翁董事長（右４）は、１号店は消費者からの反響がとても大きいと語った（20日＝中央社）
台中店は１号店と同様、ホームビデオ発行エージェント最大手の得利影視（デルタマック）がフランチャイズ契約によりオープンする。得利影視の親会社、中環（ＣＭＣマグネティクス）の翁明顕董事長は、１号店はオープンから半年たったが客があふれかえっていると話し、台中店オープンに自信を示した。
翁董事長はこの他、TSUTAYA BOOKSTOREと潤泰創新国際（ルンテックス・デベロップメント）のフランチャイズ契約では、今年11月末に複合商業施設「シティーリンク」松山店、来年３月に台北ＭＲＴ（都市交通システム）内湖駅構内で出店予定のシティーリンク内湖駅店、来年６月にシティーリンク南港店で相次いでオープンすると説明。台湾進出２年目で計５店舗まで拡大する予定だ。
