ニュース 運輸 作成日:2017年7月24日_記事番号:T00071848
コンテナ海運会社の徳翔海運(T.S.ラインズ)は21日、台湾国際造船(台船、CSBC)に発注した1,800TEU(20フィート標準コンテナ換算)級コンテナ貨物船4隻のうち、1隻目となる「TSバンコク」の引き渡しを受けた。24日付工商時報が伝えた。
製造を手掛けた台船は「TSバンコク」について、10年前と比べ燃費性能が向上し、消費燃料が25%削減できるとアピールした(徳翔海運リリースより)
鄭文隆董事長によると、今回引き渡されたコンテナ貨物船は「バンコクマックス型」と呼ばれ、全長172メートル、幅27.5メートル。
4隻の引き渡しは来年第1四半期までに完了する予定で、日本・台湾・香港・タイ(JHT)航路に投入される。寄港地は大阪、神戸、名古屋、横浜、東京、基隆、台中、高雄、蛇口(中国)、レムチャバン(タイ)、バンコク、レムチャバン、香港、蛇口、大阪の順となる。
徳翔海運はこれまでリース船舶を使用して運航してきたが、「TSバンコク」の引き渡しで、自社保有船舶は2隻となった。
同社は今後、1,000TEU級コンテナ船2隻と2,800TEU級コンテナ船2隻を年内にも発注する計画だ。いずれも台船での建造を想定している。
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