中華電信と工業技術研究院（工研院、ＩＴＲＩ）は24日、オーバー・ザ・トップ（ＯＴＴ）と呼ばれるインターネット経由による動画配信サービスの企業向けプラットフォーム「HiNet企業影音平台」を共同で構築すると発表した。25日付工商時報が伝えた。
ブロードバンド、バーチャルサーバー、動画配信などのサービスを企業向けに提供するもので、工研院がプラットフォーム技術を担う。アマゾン・ドット・コムが台湾で展開するアマゾン・ウェブ・サービス（ＡＷＳ）に対抗するのが狙いだ。
新サービスは「ソフトウエア・アズ・ア・サービス（ＳａａＳ）」と呼ばれるクラウドプラットフォームを利用したソリューションで、企業が独自にＯＴＴ配信を行い、社内研修やイベント中継などに活用することも支援する。
