ニュース その他分野 作成日:2017年7月25日_記事番号:T00071875
行政院主計総処が24日発表した6月の失業率は3.74%と、前月比0.08ポイント上昇した。卒業生の就職活動開始が押し上げた。ただ、季節調整値は3.78%と、過去22カ月で最も低く、労働市場は安定しているといえる。25日付工商時報が報じた。
6月の就業者数は1,133万7,000人と前月比6,000人増加した。内訳は、▽サービス業、59.31%▽工業、35.8%▽農業、4.89%──だった。失業者数は44万人と9,000人増加した。失業者数の内訳は、初めての職探しが9,000人増、自己都合退職が1,000人増、有期労働契約の契約期間満了が1,000人増だった一方、業務縮小や廃業が2,000人減だった。
上半期の失業率は平均3.75%と、前年同期より0.14ポイント低かった。就業者数は月平均1,132万2,000人と前年同期比8万人増加し、失業者数は44万1,000人と1万4,000人減少した。
主計総処国勢普査(国勢調査)処の潘寧馨副処長は、今年の景気は昨年より良く、15~19歳以外の年齢層の失業率は改善していると指摘した。ただ全年齢層の7月の失業率は、新卒の就活によってさらに上昇すると予測した。
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