ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年7月27日_記事番号:T00071917
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は26日、8月の鉄鋼製品価格を全面値上げした。全面値上げは4カ月ぶり。27日付工商時報が報じた。
域内価格は、熱延が1トン当たり300台湾元(約1,100円)値上げで約1万7,900元、冷延が300元値上げで1万8,900元、溶融亜鉛めっきコイルが800元値上げで2万1,000元となる。値上げ幅は平均1.8~3.96%。
輸出価格は40~50米ドル引き上げ、熱延が540米ドル、冷延が640米ドルとなる。値上げ幅は9%近く、市場予想を上回った。
中鴻鋼鉄の邱順得董事長は、内需は強くないので、台湾域内価格は小幅な値上げに抑え、輸出価格は上昇が続く国際価格に近づけたと説明した。
海外では、中国鉄鋼最大手の中国宝武鋼鉄集団など中国3社が中国向け価格を全面値上げ。日本では高炉の設備故障で供給が逼迫(ひっぱく)しているほか、韓国市場も需要が強い。
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