ニュース その他分野 作成日:2017年7月28日_記事番号:T00071955
国家発展委員会(国発会)が27日発表した6月の景気対策信号総合判断指数は21ポイントで、前月比1ポイント上昇。景気対策信号は3カ月連続で「黄青(後退傾向)」だった。28日付工商時報が報じた。
景気対策信号総合判断指数を構成する指標9項目のうち▽M1B(現金通貨と預金通貨)変動率▽工業生産指数変動率▽非農業部門の就業者数変動率▽輸出額変動率▽製造業販売量指数変動率▽製造業営業気候測験点──が改善。製造業販売量指数は「青(後退)」から「黄青」に転じた。
先行指数である領先指標は100.2ポイントで前月比0.28%下落と、7カ月連続で下落したものの、下落幅は過去5カ月で最小だった。国発会経済発展処の呉明蕙処長は、過去7カ月の減少幅は累計で1.78%と小さく、景気回復の勢いは弱いものの、先月から改善がみられると指摘。「景気展望は慎重ながらも楽観」との見方を示した。
呉処長は今後の展望について、台湾はiPhoneサプライチェーンで重要な位置を占めており、下半期は新機種発売に伴い、景気対策信号の「緑(安定)」への改善が期待できると話した。
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