ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年7月31日_記事番号:T00071972
電気自動車(EV)世界最大手、米テスラは米国時間28日、現行車種よりも価格を抑えた新型セダン「モデル3」の納車を開始した。「モデル3」は世界で40万台以上の予約を受け付けており、台湾のサプライチェーンが恩恵を受ける見通しだ。29日付経済日報が報じた。
テスラに減速機(ギアボックス)を供給する和大工業(HOTA)の沈国栄董事長は、「モデル3」のサプライチェーンは5月より週750~1,000台の規模で出荷を開始したと明らかにし、10月以降は週5,000台に拡大すると予想した。
テスラにハーネスを供給する貿聯は、テスラから「モデル3」50万台分の生産能力の確保を求められたもようで、「モデル3」の量産後、サプライチェーンで最も恩恵を受ける見通しだ。
「モデル3」では▽台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)、電気制御システム──など既存のサプライヤーのほか、▽健策精密工業(ジェンテック・プレシジョン・インダストリアル)、放熱モジュール▽建準電機工業(サノンウェルス・エレクトリック・マシン・インダストリー)、放熱モジュール▽崧騰企業、高電圧コネクター▽順徳工業(SDI)、リードフレーム▽亜洲光学(アジア・オプティカル)、車載用レンズ──が新たにサプライチェーンに加わった。
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