事業転換を進める光ディスク大手、錸徳科技（ライテック）はこのほど、日本の社会福祉法人、夢のみずうみ村（山口県山口市）とのフランチャイズ提携によるデイサービスセンター事業展開を拡大するとの方針を示した。今後３年内に大型病院との提携や中国市場進出を計画しており、海外を含めた拠点数を15～20カ所に拡大する予定だ。１日付経済日報が報じた。
ライテックは昨年、「過度の介護による状態の悪化を防ぎ、生活を楽しむためのリハビリを実践する」といった夢のみずうみ村の理念に基づくデイサービスセンター「夢之湖―錸工場」を新北市林口区にオープン。７月には同市永和区に２カ所目となる「錸工場頂渓艾伶学堂」を開設した。さらに年内に新竹県竹北市に３カ所目の拠点開設を予定しているほか、将来的には台湾全土の各県市、および中国に展開を拡大する計画だ。
ライテックのデイサービスセンターでは、グループ内のリソースを活用し、独自開発した介護アプリを活用し、利用者の活動状況や身体機能に関する計測データを記録し、家族に提供するサービスも行う。
