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作成日：2008年5月5日_記事番号：T00007201
台中清泉崗空港、中台直航に開放へ
馬英九次期総統は２日、中部の財界関係者と会談し、清泉崗空港（台中県沙鹿鎮・軍民共用）を中台間の直航便乗り入れに開放する方針を確約した。３日付経済日報が伝えた。
馬英九次期政権は当初、７月からの中台週末チャーター便就航を桃園空港と小港空港（高雄市）に限る方針だったが、中部財界の強い要望を踏まえ、清泉崗空港も開放リストに加えることを決めた。
林敏霖・台湾省工業会理事長（台中県議会元議長）は「清泉崗空港を両岸直航に開放するとの政見は守られない可能性がある。台中県と台中市の合併問題も選挙のたびに取り上げられる。選挙後も忘れないでほしい」と注文を付けた。
これに対し、馬次期総統は「選挙戦で示した公約は必ず守る」と強調した上で、台中港の直航解禁についても、時期は後回しになるとしながらも前向きな姿勢を示した。
