ニュース 電子 作成日:2017年8月4日_記事番号:T00072088
タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)が3日発表した第2四半期純利益は前期比46.9%減の3億2,700万台湾元(約12億円)で4四半期連続の黒字となった。4日付経済日報が報じた。
第2四半期連結売上高は224億1,000万元で前期比4.6%増、前年同期比31.2%増、粗利益率は6.7%で前期比1.1ポイント上昇した。鍾依華TPK総経理は、製品構成の調整で設備稼働率が上昇し、歩留まり率も向上したと説明した。
TPKの7月売上高は前月比8.9%増、前年同月比29.1%増の958,400万元、1~7月累計では前年同期比16.7%増の534億600万元となった。
鍾総経理は、大口顧客の新製品の歩留まり率改善、生産ラインのオートメーション化で、第3~4四半期も黒字が見込めると語った。
劉詩亮財務長は、第3四半期売上高は前期比25~30%増、営業利益率は3~4%との見通しを示した。
また劉財務長は、3月に発表した深圳欧菲光科技(深圳Oフィルムテック)との提携計画について、1カ月以内に合弁会社を設立すると語った。Oフィルムは前工程、TPKは後工程に強く、一貫生産で、スマートフォン、タブレット端末、車載用タッチパネル市場を共同開拓する。
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