ニュース 電子 作成日:2017年8月28日_記事番号:T00072514
下半期に入りスマートフォンにおけるタッチコントロールICコア内蔵のディスプレイ整合型ドライバーIC「TDDI」の搭載が本格化しているほか、アップルがスマホ次期機種「iPhone8」に有機EL(OLED)パネルを搭載すれば、他のスマホブランドも追随し、有機EL駆動IC需要が高まると予想されることから、TDDIおよび有機EL駆動IC向け組み込み不揮発性メモリ(eNVM)市場に参入しているシリコンIP(知的財産)プロバイダー、力旺電子(イーメモリー・テクノロジー)が業績に恩恵を受けそうだ。28日付工商時報が報じた。
イーメモリーは今年、指紋認証ICの爆発的な需要増に恩恵を受け、例年は権利金収入が減少する第2四半期の連結売上高が3億3,200万台湾元(約12億円)と前期と同水準を維持。さらに7月は2億9,100万元と単月の過去最高を更新。指紋認証IC需要が継続して高まるほか、同社のIPが採用されるTDDI、有機EL駆動IC、電源管理ICの出荷が増える中、第3四半期は前期比20%増収の可能性もあるとみられる。
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