ニュース 機械 作成日:2017年8月31日_記事番号:T00072605
家庭用ミシン受託生産の世界最大手、伸興工業は台中市の太平工場を営業本部に改築する計画だ。投資額は5億~6億台湾元(約18億~22億円)で、2020年初めの完工を予定する。台湾の工場では今後ハイエンド製品を中心に生産し、ミドル~ローエンド製品はベトナム、中国で生産する計画だ。31日付工商時報が報じた。
伸興工業の主管は、太平工場区には拡張できるスペースがないため、改築を決めたと説明した。
伸興工業は第1四半期に初の赤字となった。顧客が昨年第4四半期の在庫消化を進め調達を減らしたほか、為替差損1億6,000万元の計上が響いた。第2四半期の営業利益は2億9,600万元、為替差益は1,200万元だった。
伸興工業の7月出荷台数は27万7,000台だった。同社主管は、受注見通しは10月まで立っており、8月の出荷台数は31万台、9月は43万台と第3四半期全体で100万台に上る見通しで、通年で312万台が目標と説明した。
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