通信キャリア大手、遠伝電信（ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ）は、11月末にも台湾北部でNB－IoT（ナローバンドＩｏＴ）技術によるサービスを開始すると発表した。５日付工商時報が伝えた。
国家通訊伝播委員会（ＮＣＣ）は同日、遠伝にNB－IoT向けの電話番号を正式に割り当てた。遠伝は現在ネットワーク整備を急いでいる。
遠伝は関連業界が同社実験室でネットワーク接続テストを行えるようにし、商品化を支援していく。遠伝は料金体系をＮＣＣに届け出た上で、専用電話番号の申請を受け付ける計画だ。
遠伝は今年第２四半期から、エリクソン、工業技術研究院（工研院）と提携し、第５世代（５Ｇ）移動通信規格の実験室でNB－IoTの実用化試験を進めている。
