ホテルチェーン大手、晶華麗晶酒店集団（リージェントホテルズグループ）の主管は、十鼓文創（テン・ドラム・アート・パーカッション・グループ）が台南市仁徳区の十鼓仁糖文創園区内に建設予定のホテルを、「捷絲旅（ジャストスリープ）」ブランドによる「捷絲旅台南十鼓館」として運営する契約を十鼓文創と交わしたと明らかにした。同ブランド10軒目で、21年のオープンを予定する。６日付工商時報が報じた。
十鼓文創は台湾糖業（台糖）から地上権を取得した1,292坪の用地に、延べ床面積3,000坪の「捷絲旅台南十鼓館」を建設する計画だ。客室数は120～140室。投資額は６億5,000万台湾元（約23億円）。
リージェントの主管は、「捷絲旅台南十鼓館」は平均客室料金2,500～3,000元を目指すと説明した。同ホテルは台湾内外の個人旅行客、家族連れが主なターゲットで、４人部屋の割合を高めるという。また、企業や団体の会議、研修旅行の需要を取り込むため多機能会議室を多く設け、同グループの台南晶英酒店（シルクス・プレイス台南）とのすみ分けを図るようだ。
