液晶パネル大手、友達光電（ＡＵＯ）が７日発表した８月連結売上高は301億4,400万台湾元（約1,100億円）で前月比７％増、前年同月比4.1％増だった。テレビブランドが年末の需要期に向けて在庫を積み増しているためだ。８日付経済日報が報じた。
ＡＵＯの８月大型パネル出荷枚数は1,003万枚で前月比13.5％増、中小型パネル出荷枚数は1,518万枚で0.7％減だった。
市場のパネル価格は下落が続いているものの、ＡＵＯはハイエンド製品出荷により平均出荷価格が上昇した。９月売上高も需要期で高水準を維持しそうだ。
証券会社は、ＡＵＯの第３四半期売上高について、前期と同水準かやや下回ると予測した。パネル価格下落で、粗利益率は15％まで下がると予想した。
