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作成日：2008年5月8日_記事番号：T00007293
百略医療、ヘルスケア事業を強化
百略医療（マイクロライフ）は、数年前に展開したヘルスケアソリューション事業が不振に終わったことを受け、事業モデルを抜本的に見直し、医師をターゲットに再度攻勢をかける方針だ。８日付経済日報が伝えた。
同社は台湾、米国で医師による実用試験を１年間にわたり進めてきた。医師に宣伝役となってもらうことが狙いだ。同社の商品はネットワーク機能を備えた体温計、血圧計などで、今後はデジタルプラットフォームの構築に力点を置き、普及を図る方針だ。将来的には保険会社との協力にも期待している。
同社の許盛信副董事長は、「体温計市場は飽和状態で、高付加価値商品の入れ替わりは遅い。血圧計と電気カーペットは市場を有望視している」と述べた。
血圧計が売り上げに占める比率は50％まで上昇し、世界シェアもオムロンに次ぐ２位に浮上したという。
