ＩＣ設計の威盛電子（ＶＩＡテクノロジーズ）は同社が開発したＡＤＡＳ（先進運転支援システム）、ＡＶＭ（車両動態管理システム）向け製品でカーエレクトロニクス市場に参入する。当初はコンテナトラックなど物流、輸送関連の商用車をターゲットとする。既に少量出荷を開始しているほか、提携企業を通じて自動車メーカーの認証取得に向けたサンプル出荷も行っている。21日付工商時報が報じた。
ＶＩＡの組み込みシステム・モノのインターネット（ＩｏＴ）事業処の呉億盼総経理は、日本のタクシー業者と提携して車両情報、運賃計算、配車などに関するシステムを開発したことをきっかけに、カーエレ市場への参入を決めたと説明した。
