ニュース 石油・化学 作成日:2017年10月2日_記事番号:T00073200
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)彰化工場のボイラー稼働停止から9月28日で満1年が経過する中、魏明谷彰化県長は1日、大気汚染問題のシンポジウムであいさつし、台化彰化工場が2011年から環境影響評価の段階での約束を守らず、これまでに県政府から罰金12億台湾元(約44億6,000万円)の処分を受けてきたことを明らかにした。2日付聯合報が伝えた。
彰化県政府環境保護局(環保局)の江培根局長は、4カ月前に台化に通告したが、台化は違反でないとの認識を示したと説明した(彰化県環保局リリースより)
魏県長は「ボイラー稼働停止から1年。周辺住民は夜に窓を開けても異臭がしないと感激している」と述べた上で、行政院環境保護署(環保署)による報告で、台化彰化工場に行政処分を下してきたが、これまで対外的に積極的に公表することは控えてきたと説明した。
台化彰化工場をめぐっては、彰化県政府がボイラー3基の設備操作許可証更新を認めず、同社との対立が長期化している。
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