ニュース 電子 作成日:2017年10月3日_記事番号:T00073217
奇美集団傘下の偏光板メーカー、奇美材料科技(チーメイ・マテリアルズ・テクノロジー)はこのほど、1億2,000万人民元(約20億円)を投じて中国・陝西省咸陽市に後工程の裁断工場を設置すると発表した。同国の国営IT(情報技術)大手、中国電子信息産業集団(CEC)傘下、咸陽彩虹光電科技の液晶パネル工場向けに供給を担うとみられる。3日付工商時報が報じた。
中国市場の開拓を積極化する奇美材料は今年4月、江蘇省昆山市に設置した工場で1本目の生産ラインが量産を開始。深圳市華星光電技術(CSOT)、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)、恵科(HKC)、CECなどに偏光板を供給しており、既に中国パネルメーカー向けの売上構成比が20%を超えている。
昆山工場では現在、2本目の生産ライン設置を計画しており、2019年に量産を開始する予定だ。
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