ニュース その他分野 作成日:2017年10月3日_記事番号:T00073232
シンガポールのDBS銀行(星展銀行)は2日、台湾の2017年と18年の経済成長率について、それぞれ2.4%、2.5%との予測を示した。外資系金融機関、台湾のシンクタンクなどの中で最も高い予測値となっている。3日付経済日報が報じた。
DBSは、来年の成長率が今年を上回る理由について、▽アップルによるスマートフォン新機種の発売▽バルクコモディティ価格の安定と地域の貿易・流通の改善▽前瞻基礎建設計画の推進──を挙げた。大型インフラ建設計画である前瞻基礎建設計画では4年間で4,200億台湾元(約1兆6,000億円)の投資が計画されており、公共投資の効果が来年は明確になると予測している。
一方、台湾域内のシンクタンクが、18年の成長率は今年を下回るとの見通しを立てている。元大宝華綜合経済研究院は先日、台湾の今年の成長率を2.25%に上方修正したものの、来年は2.1%どまりとしている。国泰金融控股(国泰金控)と台湾大学の産学連携チームは、今年は2.1%、来年は2%との予測だ。
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