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ライトン、携帯電話用プラ筐体から撤退


ニュース 電子 作成日:2017年10月5日_記事番号:T00073249

ライトン、携帯電話用プラ筐体から撤退

 光電関連製品大手、光宝科技(ライトン・テクノロジー)は3日、携帯電話用プラスチック筐体の製造から撤退し、69億8,000万台湾元(約260億円)の減損処理を実施することを臨時董事会で決議した。同社は今年、通年赤字に陥る恐れがある。4日付蘋果日報などが報じた。

/date/2017/10/05/01liteon_2.jpg新設した無線通信モジュール事業群の呉松泉総経理は、20年に事業群の売上高を120億~130億元まで倍増させたいと語った(3日=中央社)

 ライトンは2007年に120億元を投じて、ノキアなど向け携帯電話筐体大手、フィンランドのペルロス社を買収した。その後、携帯電話の筐体はプラスチックから、金属、セラミック、ガラスなどの採用が増え、思うように事業規模の拡大が進まなかった。

 ライトンの陳広中・副董事長兼総執行長はペルロス社について、携帯電話用プラスチック筐体の製造を中止し、充電器やイヤホン用筐体の製造に転換すると語った。