ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年10月5日_記事番号:T00073254
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)の9月出荷量は95万トンに上り、前月の100万トンから5%減となったものの、目標は上回った。また子会社、中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)との合計出荷量は129万トンで、目標を7万トン(5.73%)上回った。5日付工商時報が報じた。
9月の出荷が予想を上回った要因についてCSCは、▽第3高炉が今月より150日間の年次保守作業に入るため川下への出荷を急いだこと▽鉄鋼製品の国際価格が有利な状況にあるため川下メーカーの調達意欲が高かったこと▽ベトナム工場における冷延製品の生産量が8万~9万トンに増えたことで同社への熱延製品出荷が5万~6万トンに上ったこと──を挙げた。
また第4四半期は需要期に当たり、価格上昇が見込める。劉季剛総経理は、中国では現在、国慶節(建国記念日)連休に入っており、期間中に家電や自動車などの販売が伸びれば、今後、新たに在庫積み増し需要の高まりが期待できると語った。
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