交通部観光局の統計によると、中国の国慶節（建国記念日、10月１日）連休前半に当たる10月１～４日に台湾を訪問した中国人は、個人旅行が１日平均１万2,000人と前年同期比で32％増、ツアー客も１日平均2,300人と27％増えた。６日付自由時報が報じた。
湯文琪・観光局専門委員は、中国からの個人旅行者の増加について、ＳＮＳ（交流サイト）で人気のある「インフルエンサー」を通じ、中国の若者に台湾旅行をアピールしたことも奏功したと分析した。
台湾最南端のリゾート地、屏東県墾丁の民宿やホテルでは、１日から８日まで予約で満室となっている。業界関係者は、予約が好調で驚いていると話した。
中部の人気観光地、日月潭国家風景区（南投県）では、１～４日の中国人旅行者が前年同期比40％増となった。
