ニュース 商業・サービス 作成日:2017年10月6日_記事番号:T00073278
商業発展研究院(商発院、CDRI)が5日発表した8月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務業景気指標(ISI)」は105ポイントと前月比1ポイント上昇し、景気信号は6カ月連続で「黄赤(過熱傾向)」となった。商発院は、3C(コンピュータ、通信、家電)製品の新機種発売で半導体など関連部品の輸出が拡大し、卸売業の売上高が伸びたほか、▽夏休みの旅行シーズン▽父の日(8月8日)▽情人節(旧暦7月7日、今年は8月28日)▽新学期シーズン──で飲食・小売業の売上高も増えたためと説明した。6日付工商時報が報じた。
商発院は、9月は米アップルの新型スマートフォン「iPhone8」発売、および中秋節(10月4日)、双十節連休(10月7~10日)向けセールで個人消費が高まったとして、ISIは106ポイントと前月比1ポイント上昇し、景気信号は「黄赤」を維持すると予想した。
商発院の黄兆仁所長は、中国の国慶節(建国記念日)連休期間は訪台中国人が増加するものの限定的で、観光業界の売上高の伸びが期待できないため、10月のISIは105ポイントと前月比1ポイント下落するが、景気信号は「黄赤」を維持すると予想した。また、年末にかけての需要期で輸出好調が見込めるため、11~12月も景気信号は「黄赤」が続くとの見通しを示した。
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