液晶パネル大手、友達光電（ＡＵＯ）の第３四半期連結売上高は874億台湾元（約3,200億円）で前期比3.5％増、前年同期比1.6％増だった。パネル市場では、７～８月にテレビ用パネル価格が大幅に下落したものの、８月下旬から需要が高まり、９月から価格の下落幅が縮小した。７日付工商時報が報じた。
ＡＵＯの９月の連結売上高は前月比3.6％減、前年同月比3.8％減の290億7,000万元だった。９月出荷枚数は大型パネルが前月比２％増の約1,023万枚、中小型パネルが7.7％増の1,634万枚余りだった。
群創光電（イノラックス）の第３四半期連結売上高は795億700万元で、前期比5.9％減、前年同期比6.7％増だった。９月の連結売上高は前月比1.1％減、前年同月比1.2％増の269億3,100万元。９月の出荷枚数は大型パネルが前月比4.5％増の1,069万枚、中小型パネルが1.9％増の2,655万枚だった。
