ニュース 電子 作成日:2017年10月11日_記事番号:T00073293
鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長の特別助理、胡国輝(ルイス・ウー)氏は先ごろ、同社が8K液晶パネル工場の設置を計画するウィスコンシン州の地元メディアに対し、同時にテレビや液晶モニターの組み立てラインも設置する考えを明らかにした。同州ラシーン郡で地元企業から15万平方フィート(約4,216坪)の工場棟を借り受けることで交渉を行っており、同工場で生産した液晶モニターを2018年から出荷する予定とされる。11日付蘋果日報が報じた。
胡氏によると、日本から調達した部品をメキシコで加工した後、ウィスコンシン州の工場で製品に組み立てる計画だという。ラシーン郡に建設する8K液晶パネル工場は20年の稼働を予定しているため、液晶モニター出荷はこれに先立って開始されることになる。
また鴻海は6,000~8,000人の従業員が生活できる居住区を含む「スマートタウン」を開発することでラシーン郡と協議を進めていると報じられている。
さらに鴻海は現地での人材確保に向け、ウィスコンシン州内の大学に協力を求める方針で、マーケット大学で9日に液晶パネルやディスプレイ製品の展示を行った。なお同社は同州での工場設置に当たり、初期で1,000人の人材需要が生じるとされる。
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