ニュース 電子 作成日:2017年10月11日_記事番号:T00073294
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)が2018年にグーグルにスマホ「ピクセル」受託生産部門を11億米ドルで売却し、同部門の研究開発(R&D)人員2,000人を移籍させると発表しており、消息筋は、グーグルによる雇用契約書は11月に交付されると指摘した。これに関連し、王雪紅(シェール・ワン)董事長は人材引き留めのため11月にVR(仮想現実)部門の賃上げを検討しているという。HTCは4月にも賃上げを行っており、2度目の賃上げとなればVR部門の今年の上げ幅は計8~10%と業界平均を上回る見通しだ。9日付蘋果日報が報じた。
HTCは8日、市場のうわさにはコメントしないと表明した。
消息筋はHTC従業員からの情報として、王董事長は人材を引き留めるため来年、再来年のボーナス支給についても従業員に説明を行ったと明かした。
HTCの9月売上高は65億1,000万台湾元(約240億円)と前月の約2.2倍に増えた。グーグルが10月4日に発表したスマホ最新機種「ピクセル2」の出荷が貢献した。一方、HTCブランドのスマホ出荷減により、前年同期比では30.24%の減収となった。
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