ニュース 医薬 作成日:2017年10月11日_記事番号:T00073298
衛生福利部(衛福部)は6日、心停止後の臓器移植を条件付きで認めることを決定し、6日から施行した。台湾では脳死後の臓器提供数が頭打ちとなっている。心停止後の臓器移植の容認により、臓器提供数が年間70件増え、待機患者100人近くが恩恵を受けると見込まれている。6日付聯合報が報じた。
石崇良・衛福部医事司長は、2つ以上の臓器を提供する場合、うち1つは提供先を指定できると説明した(6日=中央社)
衛福部は6日、心停止後の臓器移植の容認に向け、医学会関係者、弁護士、臓器移植の専門家と会合を行った。同会合で心停止後の臓器移植の適応条件として▽患者がターミナルケア(終末期医療)に同意し、臓器提供同意書または意向書に署名していること▽生命維持装置を外してから心臓が5分以上停止した状態を心停止と認定すること──などの4点を確認した。
衛福部は早ければ1カ月以内に心停止後の臓器移植に関する細則を発表する方針だ。
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