ニュース 電子 作成日:2017年10月12日_記事番号:T00073322
スマートフォン用のチップ市場では、中国のスマホメーカーが第3四半期に、需要期に向けて受注を増やしたことに加え、中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休の影響で、第4四半期は大きな伸びが見込めない見通しだ。対照的にインドなど新興国からの旺盛な需要に期待がかかる。12日付電子時報が伝えた。
液晶パネルのコントローラIC業者によると、中国メーカーでは、小米科技(小米、シャオミ)による需要が予想を上回っているものの、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、広東欧珀移動通信(OPPO)、維沃移動通信(vivo)からの受注は伸び悩んでいるという。
代わりに期待されるのは、スマホ市場が急速に拡大するインドからの需要だ。IC設計業者は「第4四半期の業績は完全に新興国の需要に支えられる。台湾系のチップ業者が業績の伸びを維持するかどうかは、新興国の顧客が占める割合が判断材料になる」と指摘した。
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)の場合、既にインド市場で一定のシェアを確保しており、第4四半期の業績を下支えしそうだ。ただ、中国市場の低迷で、業績はやや後退が見込まれる。
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