ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）は11日の株価が前日比3.79%高の230台湾元（約850円）で引け、時価総額が過去最高の６兆400億元となった。半導体市場の景気回復、人工知能（ＡＩ）分野の成長が好感され、同日の外資によるＴＳＭＣの株式買い越しは37億2,200万元と過去７カ月で最高だった。12日付工商時報が報じた。
日盛証券投資顧問によると、ＴＳＭＣの時価総額は米ドル換算で2,021億米ドルとなり、世界25位に躍り出た。
ＴＳＭＣは1999年８月に時価総額が１兆元を超え、昨年10月に５兆元を突破。今年３月にインテルを追い抜いていた。
