ノートパソコン受託生産大手４社の９月連結売上高は、需要期入りで前月比、前年同月比ともに軒並みプラス成長だった。12日付工商時報などが報じた。
広達電脳（クアンタ・コンピュータ）の９月連結売上高は前月比8.5%増、前年同月比25.9%増の989億8,000万台湾元（約3,700億円）で、過去24カ月で最高だった。ノートＰＣ出荷台数は420万台と今年２番目の高水準だった。
仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）の９月連結売上高は前月比5.1%増、前年同月比8.1%増の825億3,500万元で、今年２番目の高水準だった。
緯創資通（ウィストロン）の９月連結売上高は前月比19.9%増、前年同月比27.8%増の799億900万元で、単月として過去最高を記録した。証券会社はアップルの新型スマートフォンiPhone8が貢献したと分析した。ノートＰＣ出荷台数は180万台と前月比１万台増加した。
英業達（インベンテック）の９月連結売上高は前月比3.6%増、前年同月比10.6%増の429億8,500万元で、過去45カ月で最高だった。ノートＰＣ出荷台数は170万台と前月比20万台増加した。
