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台湾初のIoTサービス、「シグフォックス」提供開始


ニュース 電子 作成日:2017年10月13日_記事番号:T00073351

台湾初のIoTサービス、「シグフォックス」提供開始

 仏通信ベンチャー、シグフォックスのアジア総代理、優納比網路(UnaBiz)は12日、台湾でIoT(モノのインターネット)サービス「Sigfox(シグフォックス)」を開始した。低消費電力広域ネットワーク(LPWAN)を採用したIoTサービスは台湾で初めて。13日付工商時報が報じた。

 「Sigfox」は台湾で主に企業を対象にアカウントを販売する。料金は端末1台当たり月2~22台湾元(約7~82円)と世界で最も安い。月2元のプランでは月60回のデータのアップロード、月22元では月4,200回のアップロード、120回のダウンロードが可能。

 優納比網路の邱賞恩台湾区総経理は、既に▽台北市▽新北市▽桃園市▽新竹県市▽台中市▽雲林県▽嘉義県▽台南市▽高雄市▽台東県▽花蓮県▽宜蘭県──などでネットワークの人口カバー率が85%に達していると説明。年内に基地局を倍増させ、2018年にカバー率を95%に高めると表明した。

 邱総経理は、通信キャリア大手の台湾大哥大(台湾モバイル)が今後「Sigfox」の製品を購入し、台湾大哥大ブランドのIoT製品として販売すると説明。このほか、仏エアバス、中華航空(チャイナエアライン)と共同で空港でのサービスを提供する計画も明らかにした。