ニュース 金融 作成日:2017年10月13日_記事番号:T00073360
金融監督管理委員会(金管会)の顧立雄主任委員は12日、台北市にフィンテック関連企業の集積地となる「フィンテック園区」を設置するため、台北市政府から土地を取得する方向で交渉を進める考えを示した。13日付工商時報が伝えた。
フィンテック園区は関連業者に無償または安価な賃料でオフィスを提供し、業界の集積を図るものだ。具体的な場所については、台北市政府と協議を行った上で発表するとした。
顧主任委員はまた、中央銀行と調整の上、銀行間でブロックチェーン技術の運用を可能にする方針を明らかにした。同技術は既に銀行業界で採用されているが、銀行間の清算、送金などは中銀の主管業務であり、中銀の同意が必要だ。
このほか、ブロックチェーン技術を応用した仮想通貨「ビットコイン」について、詐欺や不正な資金集めがなければ、金管会としては「商品」と見なすとし、法律には抵触せず、取引制限に関する問題も存在しないと説明した。
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