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国発会、政府重大政策にKPI導入


ニュース その他分野 作成日:2017年10月13日_記事番号:T00073363

国発会、政府重大政策にKPI導入

 国家発展委員会(国発会)は12日、行政院の重大政策に関する重要業績評価指標(KPI)の設定方法を決定した。機関横断型と担当機関別のKPIを設定し、政策的角度から目標達成を促す。13日付経済日報が伝えた。

 機関横断型KPIは、市民生活や福祉と関係が深く、政策優先順位が高い▽薬物対策▽食の安全▽大気汚染▽長期介護▽託児保育の公共化▽アジア・シリコンバレー▽スマート機械▽グリーンエネルギー産業▽バイオ医薬産業▽新農業▽新南向政策──の11項目を対象とする。

 うち新南向政策をめぐっては、同政策の対象国からの観光客200万人、留学生・研修学4万5,000人の誘致、建設会社による対象国での受注額200億台湾元(約740億円)が目標となる。

 担当機関別KPIは、機関横断型KPIとなる重大政策のほか、内政部など10の機関の重要政策や市民の関心が高い課題が対象になる。公共事業への民間資本導入をめぐっては、来年は民間による実際の投資額に300億元という目標を設ける。