ニュース その他分野 作成日:2017年10月13日_記事番号:T00073364
保険大手、独アリアンツグループの「アリアンツ・グローバル・ウェルス・レポート」によると、台湾のGDP(域内総生産)に対する家計負債比率は2016年に87%に上昇し、世界平均の64.6%、日本を除くアジア全体の46.3%を大きく上回った。13日付聯合報が報じた。
同レポートによると、台湾の16年家計負債額は4,460億ユーロ(約60兆円)と前年比4.8%増加した。総世帯数900万世帯で計算すると、1世帯当たり約5,000ユーロの負債を抱えていることになる。
アリアンツのチーフエコノミスト、マイケル・ヘイス氏は、台湾の家計負債の増加ペースが速過ぎれば、台湾の経済発展にとって致命傷になると警鐘を鳴らした。
一方、格付け会社、中華信評公司の金融サービス格付け部の張書評・副総裁は、昨年の家計純資産は前年比9.6%増と家計負債の増加率を上回っており、負債に対応できる余地は十分あるとの見方を示した。
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