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ラーガン、Q3純利益64%増【表】


ニュース 電子 作成日:2017年10月13日_記事番号:T00073365

ラーガン、Q3純利益64%増【表】

 スマートフォン用カメラレンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が12日発表した第3四半期純利益は前期比64.8%増の77億7,000万台湾元(約290億円)で、1株当たり純利益(EPS)は57.93元と過去3番目の高水準だった。13日付工商時報などが報じた。

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 ラーガンの第3四半期粗利益率は67.93%と、前期比1.25ポイント上昇した。アップルのスマートフォン新モデルiPhone8シリーズが貢献した。

 林恩平執行長は、第3四半期の良品率は納得のいくレベルでなく、改善の余地があると話した。10月の売上高は9月を上回るが、11月は顧客が発注を調整するため予測できないと説明した。この発言から、中国ブランドがiPhoneX(テン)との正面対決を回避するため新機種発売時期をずらす可能性や、iPhoneX量産が遅れる可能性が指摘されている。

 iPhoneXに採用された3D(次元)顔認証システムの3Dセンサー機能について林執行長は、他ブランドのメーンカメラにも採用されれば、スマホ1台当たり2個だったレンズが4個必要になると指摘した。