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元太科技のQ3売上高7%増、新キンドル向け出荷が貢献【図】


ニュース 電子 作成日:2017年10月13日_記事番号:T00073367

元太科技のQ3売上高7%増、新キンドル向け出荷が貢献【図】

 電子ペーパー最大手、元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)の9月売上高は前月比3.3%増、前年同月比11.3%増の16億9,100万台湾元(約63億円)で、月間売上高として過去4年で最高となった。第3四半期連結売上高は前期比29.8%増、前年同期比7.8%増の47億9,100万元で、過去15四半期の最高を記録した。元太科技は米アマゾン・ドット・コムが11日発表した7インチの新型電子ブックリーダー「キンドル・オアシス」向けに電子ペーパーを独占供給しており、同製品向けの出荷が貢献した。13日付工商時報が報じた。

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 アマゾンはこれまで「キンドル」シリーズで6インチディスプレイを採用していた。元太科技は、電子ブックリーダー、電子メモパッドの画面サイズは拡大傾向にあり、電子メモパッドは12~13インチに達していると説明した。

 元太科技は電子メモパッド事業で、中国、欧州、日本の顧客が下半期に新製品を発売している。また、電子タグ事業はインターネット通販と実店舗融合の「ニューリテール」を追い風に欧州や中国の需要が高まっている。